3試合の出場停止中

　ユベントスの幹部であるパベル・ネドベド氏は、21日に行われるセリエA第33節のミラン戦に、ミランFWマリオ・バロテッリが出場できることを望んでいる。

　バロテッリは7日に行われたフィオレンティーナ戦で受けたイエローカードによる累積警告に加えて、試合終了後に追加副審に対して不適切発言をしたとしてさらに2試合の出場停止処分を受けた。すでに先週末のナポリ戦は欠場し、21日のユベントス戦と次節のカターニア戦までを欠場する予定となっている。

　ネドベド氏は報道陣に対し、両チームが全力で戦うことができる方が望ましいと語った。

「もちろん、両チームがフルメンバーをそろえられるならその方がいい。ミランだけではなく、どの相手でも同じだ」

「バロテッリの出場停止が取り消されたとすれば、2つのトップチームによる素晴らしい試合になると期待できる。だが、もし彼が出場しなくても素晴らしい試合であることに変わりはない」

　ユベントスはミランに勝った場合、早ければ来週末のトリノダービーで今季のセリエA優勝を決められる可能性もある。そこで優勝を決めたいかとどうかとの質問には、ネドベドはいつ決めるかは重要ではないと答えた。

「どの日に決めたいということはない。優勝できればそれでいい。最後の試合の最後の瞬間に決めても構わない」

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