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ハーフナーが2戦連発の今季11得点目、フィテッセは3位以下が確定

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[5.5 エールディビジ第33節 RKC3-2フィテッセ]

 エールディビジは5日、第33節を行い、FWハーフナー・マイクとDF安田理大の所属する4位フィテッセは敵地でRKCと対戦し、2-3で敗れた。ハーフナーはフル出場し、2戦連発となる今季11得点目を記録した。安田はベンチ入りしたが、4試合連続で出番がなかった。

 立ち上がりから不安定な守備を見せるフィテッセは開始早々の前半3分に先制を許してしまう。さらに前半14分にも自陣PA内でパスカットされたが、相手選手のトラップが大きくなり、難を逃れた。RKCは前半28分、シュートがフィテッセDFの手に当たったとして抗議したFWヌルディン・ブハリにイエローカード。さらに執拗な抗議を続けると、2枚目のイエローカードで退場となった。

 前半の早い時間で数的優位に立ったフィテッセだが、前半36分、DFパトリック・ファン・アーンホルトの左クロスに合わせたハーフナーのヘディングシュートはポストを直撃。決定機を逃すと、同40分、10人の相手にCKから追加点を許し、0-2で前半を折り返した。

 後半開始から反撃を強めるフィテッセは後半2分、左クロスをFWウィルフリード・ボニーが頭で落とし、MFヤン・アリー・ファン・デル・ヘイデンが左足でシュート。1点を返すと、同16分にはCKからボニーがヘディングシュートを放つが、GKにキャッチされた。

 さらに攻め込むフィテッセ。後半23分、CKからボニーが頭で後ろにそらし、ハーフナーが左足ダイレクトで同点ゴールを奪った。ところが、わずかに1分後にPKで失点。再びリードを許してしまった。

 試合はそのまま2-3で終了。フィテッセは勝ち点を伸ばすことができず、最終節を残して3位以下が確定し、来季の欧州CL出場はならなかった。最終節はホームでFW大津祐樹とFWカレン・ロバートの所属するVVVと対戦。ELプレーオフへの出場権が与えられる3位浮上を目指す。なお、首位アヤックスはホームでビレムに5-0で大勝し、最終節を前に3連覇を決めた。

▼第33節終了時点の順位
1.アヤックス(73)+50
2.PSV(69)+62
3.フェイエノールト(66)+25
4.フィテッセ(64)+27


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