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ハーフナーがエールディビジで日本人初の2ケタ得点を達成!!

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[4.28 エールディビジ第32節 フィテッセ3-1ビレム]

 エールディビジは28日、第32節を行い、FWハーフナー・マイクとDF安田理大の所属する4位フィテッセはホームで最下位ビレムと対戦し、3-1で勝利した。10試合連続の先発出場を果たしたハーフナーは1ゴール1アシストでチームの勝利に貢献。今季通算10ゴール目を挙げ、エールディビジでは日本人初となる2ケタ得点を記録した。安田はベンチ入りしたが、3試合連続で出番がなかった。

 前節のフェイエノールト戦(0-2)を欠場したFWウィルフリード・ボニーが先発復帰したフィテッセは前半9分、幸先よく先制する。DFパトリック・ファン・アーンホルトがPA内でボールを受けようとすると、前に飛び出してきたGKがカット。それでも、こぼれ球に素早く反応したハーフナーが倒れ込みながらゴールに押し込んだ。

 ハーフナーの2試合ぶり今季10得点目で先制したフィテッセは前半25分にも追加点。ボニーのスルーパスはカットされたが、MFテオ・ヤンセンがボールを奪い返し、ドリブルでゴール前まで持ち込むと、GKを引き付けてボニーにラストパスを通し、ボニーが無人のゴールに流し込んだ。

 リードを2点に広げたフィテッセは前半35分、CKからボニーがボレーシュート。GKが弾いたこぼれ球をハーフナーがダイレクトで狙ったが、これもGKの好セーブに阻まれた。それでも後半開始1分、ハーフナーの落としからMFマルコ・ファン・ヒンケルがドリブルで中央を突破し、ダメ押しの3点目を奪った。

 ハーフナーは後半15分に交代したが、その後のビレムの反撃を1点に抑えたフィテッセが3-1で勝利した。エールディビジで日本人選手として初となる2ケタ得点を達成したハーフナー。欧州の主要1部リーグでシーズン2ケタ得点を記録した日本人選手は、98-99シーズンにセリエAのペルージャで10得点を挙げた中田英寿氏、06-07シーズンにブンデスリーガのフランクフルトで11得点を記録した高原直泰、そして11-12シーズンにブンデスリーガのドルトムントで13得点を記録した香川真司に続く4人目の快挙となった。


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