[5.4 ブンデスリーガ第32節 フランクフルト3-1デュッセルドルフ]

　ブンデスリーガは4日、第32節2日目を行い、MF乾貴士の所属するフランクフルトはFW大前元紀の所属するデュッセルドルフと対戦し、3-1で快勝した。1-0の後半5分にCKから追加点をアシストした乾だが、後半23分に交代。「もっと仕掛けたかったけど、ボールが来ないし、難しかった」と、消化不良に終わったようだ。

　低い位置まで下がってきてボールを引き出すプレーが目立ったが、「ボールに触りたかったし、ああいう低い位置でしか触れないので、ああやるしかなかった」と振り返った乾。「飛び出してもあんまり見てもらえない。やり続けるしかないけど、難しかった」と不満を隠さなかった。

　チームは2試合ぶりの白星で勝ち点を49に伸ばし、5位をキープ。来季のEL出場権が与えられる6位以内確保に大きく前進した。CLプレーオフに出場できる4位シャルケとは残り2試合で勝ち点3差。こちらもまだ可能性はある。「やることは変わらないので、がんばります」。乾は残り2戦に気持ちを切り替えた。

---

▼関連リンク
欧州組完全ガイド
ブンデスリーガ2012-13特集