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長谷部が豪快ダイビングヘッドで同点弾、ドイツ移籍後初のシーズン2得点

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[5.5 ブンデスリーガ第32節 ハンブルガーSV1-1ボルフスブルク]

 ブンデスリーガは5日、第32節3日目を行い、MF長谷部誠の所属するボルフスブルクは敵地でハンブルガーSVと対戦し、1-1で引き分けた。右SBで6試合連続のフル出場を果たした長谷部は0-1の後半20分に今季2得点目となる同点ゴールを奪った。

 0-0のまま前半終了かと思われた前半45分、ハンブルガーSVはMFラファエル・ファン・デル・ファールトのFKにDFハイコ・ベスターマンが頭で合わせ、先制点。ボルフスブルクは1点ビハインドで前半を折り返したが、後半に入り、徐々に攻勢を強めていった。

 後半19分にはFWバス・ドストとMFイバン・ペリシッチを同時投入。すると、その1分後だった。左サイドから仕掛けたペリシッチが右足に持ち替えてクロス。これに逆サイドから飛び込んだ長谷部が豪快なダイビングヘッドで捉え、ゴールネットを揺らした。

 昨年11月18日のホッフェンハイム戦(3-1)以来、20試合ぶりとなる今季2得点目が貴重な同点弾。08年1月に浦和からボルフスブルクに移籍した長谷部にとって、ドイツに渡って6シーズン目で初めての1シーズン2得点目となった。勢い付くボルフスブルクは後半32分にも長谷部の右クロスから決定機を迎えるが、ドストのシュートは至近距離でGKがセーブ。逆転ゴールを奪うことはできなかった。

 1-1の引き分けで連勝が2で止まったボルフスブルク。8戦負けなし(3勝5分)となったが、残り2試合で6位フライブルクとの勝ち点差は7に開き、来季のEL出場権獲得はならなかった。一方のハンブルガーSVも7位に順位は上げたものの、フライブルクとの勝ち点差は3に広がっている。


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