コンフェデレーションズ杯がいよいよ15日に開幕する。FIFA公式サイトは元ブラジル代表で元日本代表監督のジーコ氏のインタビューを掲載。開幕戦(日本時間16日4時キックオフ)で対戦するブラジルと日本について「タフなゲームになるだろう」と熱戦を期待している。

　両チームを知る存在として紹介されているジーコ氏は2つの理由を挙げて「タフなゲームになる」と予想している。

「1つは日本が強くなっているということ。ドイツ、イタリア、イングランド、ロシアのリーグに所属する多くのプレーヤーを擁していますしね。2つ目はブラジルはまだスタメンやフォーメーションでベストを探っている状態だ」

　さらに「日本は南米での対戦は難しいだろうが、彼らはW杯出場を決めたことでリラックスしてゲームに入ることが出来る。いずれにしても魅力的なゲームになると思うよ」と分析している。

　また「ブラジルは相手にスペースを与えすぎるところがある。(今月行った親善試合の)イングランド戦やフランス戦でもボックス外のスペースからシュートを打たれていた。イングランドはエリア外から2得点を挙げた。日本には本田(圭佑)のように遠くからシュートを打てる選手がいる。遠藤(保仁)や長谷部(誠)もそうだ」と“ブラジルの弱点”を解説している。

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