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長友「ダニエウ・アウベスはブラジルの弱点でもある」

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 世界一のSBを目指すうえで、超えなければならない存在だ。15日のコンフェデレーションズ杯開幕戦でブラジル代表と対戦する日本代表のDF長友佑都は、世界最高のSBの一人であるDFダニエウ・アウベスとの対決を待ちわびた。

 昨年10月の欧州遠征で対戦したときは不在だったダニエウ・アウベス、DFマルセロというブラジルの両SB。試合会場での前日練習を終えた長友は「世界のトップであるダニエウ・アウベスとやれるのは楽しみ」と目を輝かせながら、ダニエウ・アウベスの存在を「ブラジルのストロングポイントであり、弱点でもある」と指摘した。

 ダニエウ・アウベスが攻撃参加したときに生まれる裏のスペース。「そこは突いていきたいし、(香川)真司とも話していきたい」。サイドの攻防で、どちらが主導権を握るか。「そこは負けたくない」と力を込めるのは、世界最高のSBとの対決が自分の存在を世界中にアピールする絶好の舞台にもなるからだ。

 前回の対戦では0-4で敗れたが、試合後には「これが世界のトップレベルなんだなと思った」と、どこかうれしそうですらあった長友。「あのときよりブラジルは本気を出してくると思う。自分たちがどこまでやれるか、どこまで成長しているか。楽しみでしょうがない」。恐れることなく、自分たちの力を出し切るだけだ。

(取材・文 西山紘平)

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