パスの精度を課題に

　サントス前監督のムリシ・ラマーリョ氏は、この夏サントスからバルセロナへ移籍したFWネイマールについて、今後への課題と期待を語った。

　ラマーリョ氏は2011年から2年間にわたってネイマールを指導し、同選手のバルサ移籍決定直後にサントス監督を解任された。ブラジル『SporTV』に対し、同氏は次のように話している。

「ネイマールが中盤にボールを受けに行く時には、まだパスミスの本数が多い。バルセロナのプレーのレベルと比べれば特にそうだ。バルセロナの強みはパスなので、私はその点を少し心配していた」

「バルセロナの選手がやるようなシンプルなやり方は、彼の好きなやり方ではない。そこは彼がこれから大きく改善しなければならない部分だ。バルセロナもそこを彼に要求するだろう」

　課題を挙げながらも、ラマーリョ氏はネイマールのさらなる飛躍を信じているようだ。

「彼はバルサで大きく成長できると思う。非常に優れた選手たちの中でプレーすることができるからだ。彼は現在のブラジルサッカー界で最高の天才だ」

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