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[リベルタ杯]決勝第1レグはオリンピアが2-0で制す

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 リベルタドーレス杯は17日に決勝の第1レグを行い、オリンピア(パラグアイ)とアトレチコ・ミネイロ(ブラジル)が対戦した。前半23分にDFアレハンドロ・シルバのゴールで先制したオリンピアは、後半ロスタイムにもMFウィルソン・ピットーニがFKを直接ゴールに沈め、2-0で勝利。25日に予定されている第2戦に向けて、大きなアドバンテージを得た。

 立ち上がりはアトレチコ・ミネイロの速攻がハマる。しかし、徐々に試合はオリンピアペースで進んでいく。元ブラジル代表のMFロナウジーニョへのマークを厳しくし、チャンスをつくらせないオリンピアは、前半23分に細かくパスをつなぐと、敵陣でボールを持ったアレハンドロ・シルバがドリブルで切り込み、左足でシュート。これが右ポスト際に決まって、オリンピアが先制した。

 後半に入り、アトレチコ・ミネイロも反撃に出る。しかし、得点を挙げることはできない。攻撃に変化を加えるために、アトレチコ・ミネイロは後半20分にロナウジーニョをベンチに下げる。同33分には左サイドからのクロスをPA内で受けたFWジョーが絶妙なボールコントロールから決定機を得たが、シュートはGKに阻まれた。

 その後、オリンピアにも追加点を挙げるチャンスが訪れるが、得点を挙げることはできない。後半45分には、アトレチコ・ミネイロのDFリシャルリソンが、この日2枚目のイエローカードを受けて、退場となる。さらにロスタイム4分にPAすぐ外で直接FKを得たアトレチコ・ミネイロは、ウィルソン・ピットーニが決めて、2-0とリードを広げた。

 このまま試合は終了。1週間後に行われる第2レグは、アトレチコ・ミネイロのホームで行われるが、左SBのリシャルリソンに加えて、累積警告の右SBマルコス・ロシャも欠くアトレチコ・ミネイロは、苦戦を強いられそうだ。

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