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CSKAがチェコ代表FWを獲得か 本田移籍に影響は?

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カドレツ加入ならミラン行きを認める可能性も?

 ロシア『イズベスチヤ』の報道として、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などイタリアの複数メディアが伝えたところによると、CSKAモスクワがスパルタ・プラハFWバーツラフ・カドレツの獲得を目指しているようだ。日本代表MF本田圭佑のミラン移籍に影響するか、注目されている。

 本田と個人面で合意していると言われるミランは、夏の獲得を目指しているが、移籍金をめぐるCSKAとの交渉が難航している。本田の代役となるMFゲオルギ・ミラノフの負傷や、FWワグネル・ラブが山東魯能へ移籍したことも、本田を重要な戦力と見るCSKAに放出をとどまらせていると言われている。

 そのなかで、CSKAが21歳と若いチェコ代表ストライカーを獲得することになれば、本田の夏移籍にも影響を及ぼすかもしれない。カドレツはスパルタ・プラハとの契約を2016年まで延長したばかりだそうだが、ロシアメディアによると、選手の代理人は移籍金確保のための措置と話しているそうだ。

 もちろん、カドレツ獲得が即、本田の夏のミラン移籍につながるとは限らない。だが、本田の売却によってカドレツ獲得資金が得られることもあり、一部のイタリアメディアは、ミランにとって朗報となるかもしれないと報じている。

 一方で、ミランはベンフィカFWオラ・ジョンにも関心を示しているようだ。アドリアーノ・ガッリアーニCEOがポルトガル『ジョゴ』で、「彼を勧められた。我々はとても関心を抱いている。レンタル移籍? それについては言えないな」と話したと伝えられている。

 21歳のジョンは、ベンフィカと投資会社「ドイエン・スポーツ」が保有する選手。ガッリアーニCEOは先日、「ドイエン・スポーツ」の社長と会食しており、このときにジョンについても話があったのではないかと言われている。

 なお、ミランは26日、22歳のMFナマディ・オドゥアマディをブレッシァに放出することが決まった。ブレッシァが公式ウェブサイトで、買い取りオプションと買戻しオプション付きのレンタル移籍で合意したことを発表している。

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