レバークーゼンMFサムに続き、シャキリ獲得も断られる

　レンタルで加入していたMFミシェウ・バストスは、わずか半年でシャルケを離れた。同選手の完全移籍を見送ったシャルケだが、ホルスト・ヘルトSD(スポーツディレクター)は、再び移籍市場で動いているようだ。

　シャルケは1日、M・バストスとの2014年までのレンタル契約を解除したと発表。リヨンが所属元の同選手は、UAEのアル・アインに加入することになった。

　一方、夏の補強が完了していたはずのシャルケは、元ブラジル代表の移籍でサイドハーフの層が薄くなってしまった。

　そこでヘルトSDは、早速レバークーゼンにMFシドニー・サム獲得を打診した。しかし、断られたようである。そして2日には、もう1人の選手についてバイエルン・ミュンヘンに問い合わせていたことを認めている。

「バイエルンのマティアス・ザマー(SD)にジェルダン・シャキリについて聞いた。でも彼は、(同選手の放出を)考えていない」

　狙っていた選手の獲得がいずれも実現しなかったが、ヘルトSDは落ち着いた様子で語っている。

「さまざまなオプションを検討している。優先順のとおり、リストに取り掛かる。焦りはないし、何かに追われているわけでもない。慌てて選手を獲得することはない」

　シーズン開幕が迫るシャルケ。次は誰に動くのだろうか。

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