beacon

バルサ会長、メッシの売却不可を強調

このエントリーをはてなブックマークに追加

「5億8000万ユーロが必要」

 バルセロナのサンドロ・ロセイ会長は、エースFWリオネル・メッシが同クラブにとって売却不可能な選手であると強調している。

 この夏、サントスからブラジル代表FWネイマールを獲得したバルセロナ。同クラブのレジェンドであるヨハン・クライフ氏は、「ネイマール加入ならメッシの放出を検討すべき」と主張し、両選手の共存を疑問視していた。

 ロセイ会長は、スペイン『スポルト』のインタビューに答え、メッシ売却の可能性を強く否定している。

「すべての選手が望むのであれば退団できる。ただ一人、メッシを除いてね」

「メッシ獲得を望むクラブは、LFP(スペインプロリーグ機構)に契約解除金を支払うため、2億5000万ユーロをメッシに預けなくてはならない。だが、そこには56%の所得税を含める必要がある。つまり支払う金額は、5億8000万ユーロとなるんだ」

 ロセイ会長は、メッシとネイマールの関係性については次のように述べている。

「メッシが嫉妬? 彼が嫉妬するとしたら、自分自身にだろうね。今の状況では、メッシの方がネイマールをより助けられると思う。みんな反対だと考えているようだがね。ネイマールができるのは、メッシにつくDFの人数を少なくすることだ。これまで4人ついていたのが、3人になるとかね」

「ネイマールはこれまで十分にスペクタクルを見せている。それを信じなければいけない。彼にロナウジーニョのような役割を期待すべきじゃない。ロナウジーニョが来たときには(カルレス・)プジョールやシャビ(・エルナンデス)、(アンドレス・)イニエスタがいて、その最大限を引き出せばよかった。ネイマールは時間を必要とするだろう」

▼関連リンク
リーガ・エスパニョーラ2013-14特集ページ
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP