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ヤング・ボーイズ監督:「久保の持ち味を出せるのは…」

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トップ下がベスト?

 ヤング・ボーイズFW久保裕也は、スイスで好スタートを切った。開幕4連勝のチームを率いるウリ・フォルテ監督は、久保をトップ下の選手と考えている。

 久保は4日に行われたチューリッヒ戦で終盤にゴールを決めて、2試合連続得点をマークした。

 フォルテ監督はスイス『ベルナー・ツァイトゥング』で久保について話している。

「彼はフィジカル的にまだ数キロ軽い。よってセンターフォワードは難しい。(最前線では)相手ゴールに背を向けてパスを受けることが多いからだ。サイドも合うと思うが、彼の持ち味を一番発揮できるのは中央だね」

 フォルテ監督は、2011年春から研修生としてボルシア・ドルトムントのトレーニングに立ち会った経験がある。同指揮官は、久保が当時ドルトムントにいた日本代表MF香川真司と「似ているタイプのプレーヤーだ」と、共通点を感じているそうだ。

 ドルトムントは香川の通訳を雇ったが、ヤング・ボーイズではその予定がない。フォルテ監督は、「久保は少し英語ができるし、今はドイツ語の勉強をしている」と話しており、同選手のコミュニケーション能力を心配していないようだ。

 好スタートを切った久保だが、指揮官は「彼はこの国の新聞を読めないからね。浮かれるリスクも高くないだろう」と冗談交じりにコメント。「とても一生懸命で謙虚な選手だ。言うことを聞きすぎるくらいのときもあるほどだね」と、久保について語った。

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