beacon

クライフ氏:「ネイマールとメッシは2年後に見たかった」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ペップは自身の「最高の生徒」と称賛

 元バルセロナの選手・監督で、バルサのご意見番的存在のヨハン・クライフ氏は、FWリオネル・メッシネイマールの共存に改めて疑問を投げかけている。

 バルセロナがネイマールを獲得することが濃厚となった当初から反対意見を述べ、「メッシの放出も考えるべき」とまで主張していたクライフ氏。実際にネイマールがバルサでのプレーを開始してもその意見は曲げていないようだ。ペルー『コメルシオ』に対して同氏は次のように語った。

「2人とも天才だが、彼らの関係や他の選手たちとの関係がどうなるのか見てみなければならない。2人の船頭がいると問題を引き起こすことにもなりかねない。クラブがそう決めたのであれば尊重されるべきだが、私はただひとつの考えを述べているだけだ」

「彼らを一緒にプレーさせるなら、あと2年ほど待った方が良かったかもしれない。メッシがもう少し年齢を重ねて、ネイマールも成長して、それでどう機能するかだ。ネイマールは21歳にして高い能力を持っているが、まだ完全に成長しきったわけではない」

 バルセロナが健康問題で退任したティト・ビラノバ前監督の後任としてヘラルド・マルティーノ新監督を迎えたことについては、「準備がなく、急いで決められたこと」だとして不安ものぞかせつつ、クライフ氏は現バイエルン・ミュンヘンのペップ・グアルディオラ監督が自身にとって「最高の生徒」だとも語った。

「私の最高の生徒はペップだと言うべきだろう。何より、彼は今非常に高いレベルで指揮を執っているからね。その次は(フランク・)ライカールトだ」

「ペップは私が監督だった時と非常に似たように物事をやってきた。スタイルだけではなく、彼が指揮したクラブのタイプも同じだ。非常に賢く偉大な監督であり、神様のような視点で物事を見ることができる」

▼関連リンク
リーガ・エスパニョーラ2013-14特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP