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サントス前監督:「ネイマールの体重増加は危険」

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スピードダウンと負傷を懸念

 バルセロナFWネイマールをこれまで指導してきた前サントス監督のムリシー・ラマーリョ氏は、バルサがネイマールに体重を増加させるように仕向けるとすれば危険なことだと警告している。

 バルセロナの医療スタッフであるリカルド・プルナ氏は、ネイマールの加入が決定した当初に、彼がベストのコンディションとなるためには少し体重を増加させる必要があると指摘していた。

 最近では貧血症の影響で体重が7キロ落ちたというネイマールだが、本来の体重以上への増加はマイナス面が大きいとラマーリョ氏は訴える。ブラジルのラジオ『Jovem Pan』に対して同氏が語ったコメントをスペインメディアなどが報じている。

「ネイマールが体重を増やしたとしたら、彼の良いところをすべて取り去ってしまうことなりかねない。スピードが失われてしまう。シャビや(アンドレス・)イニエスタ、(リオネル・)メッシなど、バルサの小柄な選手たちが同じことをするとは想像したこともない」

「体重をつければ、ひざを負傷することにもつながるかもしれない。(元ブラジル代表FW)ロナウドに起こったようなことだ。危険なビジネスだよ」

 ネイマール自身は貧血症から回復後の体調に関しては問題ないと話しており、7日に行われたタイ代表との親善試合でバルサでの初ゴールも記録。今後の調整で、万全の状態となってシーズンの開幕を迎えることに期待がかかる。
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