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ミラン、19日まで本田の夏獲得を目指す?

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CL予選プレーオフ登録の最終期限は19日

 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が12日付の紙面で報じたところによると、ミランはCSKAモスクワMF本田圭佑の夏の獲得を諦めていないようだ。同紙は、19日まで時間があるとしている。

 CSKAのエフゲニー・ギネル会長は先日、ミランの交渉における振る舞いを批判。移籍金の問題ではないとして、本田の夏の放出を否定した。ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOも、夏の獲得が難しいことをほのめかし、本田の加入は1月になるとの見解を示している。

 ガッリアーニCEOは以前、チャンピオンズリーグ(CL)予選プレーオフの登録期限まで本田の獲得を目指すと話していた。プレーオフの登録期限は現地時間13日0時。つまり、現地12日中に交渉をまとめなければならず、これは難しいと見られている。

 だが、『ガゼッタ』がUEFAのレギュレーションとして報じたところによると、プレーオフの登録メンバーは19日まで1人変更することが可能という。条件は「所属リーグの連盟が所属リーグへの登録が可能であることを立証できること」というが、『ガゼッタ』は、ミランがDFタイェ・タイウォをこの夏放出しており、本田の登録についてEU圏外枠に関する問題はないと報じている。

 それでも、移籍金をめぐるCSKAの交渉が難航中なのは変わらない。『ガゼッタ』は、CSKAが要求する500万ユーロに対し、ミランは当初の300万ユーロから400万ユーロまでオファー額を上げたとしているが、CSKAと合意に達するのが容易でないのは周知のとおりだ。

 だが『ガゼッタ』は、状況をひっくり返すのが簡単ではないと認めつつ、ミランが本田の夏獲得にトライすると主張している。それは、前線のほかのポジションでも補強が見込まれないからだそうだ。

 二転三転する本田のミラン移籍交渉。『ガゼッタ』が報じたとおり、最終期限が19日であれば、残す1週間でさらなる進展はあるのだろうか。

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