1200万ユーロでユーベから加入?

　イタリアメディアによると、ユベントスFWアレッサンドロ・マトリが、ナポリへの移籍に近付いているようだ。イタリア『ANSA通信』は、ユヴェントスがナポリのオファーを実質的に受け入れたと報じている。

　この夏、FWエディンソン・カバーニを放出したナポリは、FWゴンサロ・イグアインが加わったものの、さらなるストライカーの獲得に動いていた。だが、ポルトFWジャクソン・マルティネスらに関心を寄せたが、移籍金をめぐって合意に達することができず、取引は実現していない。

　そこで、先日から候補として挙がっていた一人が、FWカルロス・テベスやFWフェルナンド・ジョレンテの加入により、この夏のユベントス退団が噂されていたマトリだ。『トゥットスポルト』によると、ナポリは1200万ユーロのオファーを出しているようで、12日にも両クラブが交渉したという。

　ユベントスはナポリMFフアン・スニガの獲得を望んでいるが、ナポリが放出不可能と主張し、移籍は実現していない。マトリの移籍はスニガと無関係のようだが、一部のイタリアメディアは、マトリの移籍が実現することで、両クラブの関係が良くなるかもしれないと見ているようだ。

　だが、マトリには古巣ミランも関心を寄せていると言われる。ナポリ移籍が実現するかどうかは、年俸や肖像権の扱いなどで、選手を納得させられるかにもよるようだ。

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