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シティが強さを見せて4ー0 白星スタートを切る

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退場者を出したニューカッスルを寄せ付けず

 19日に行われたプレミアリーグ第1節、マンチェスター・シティ対ニューカッスルの一戦は、4-0でホームのシティが勝利した。

 優勝候補のシティは、その力を立ち上がりから証明した。怒とうの攻撃でキックオフ直後からチャンスを連発する。相手GKクルルの好守もあったが、先制まで時間はかからなかった。

 開始6分、敵陣中央でパスを受けたシルバが左に展開すると、ゼコが縦にドリブルしてクロス。ニアのDFに当たってこぼれたボールをシルバが頭で押し込み、あっさり先制した。

 その後も主導権を握るシティは、アグエロが鮮やかに追加点を奪う。カウンターで一気に攻めたシティは、ゼコのワンタッチパスが右斜め前方へ走るアグエロに通った。アグエロはペナルティーエリアに侵入しようかというところで右足のシュートを放つと、グラウンダーのボールが左ポストに当たってゴールに入った。

 2点に絡んだゼコはこの日、自身のゴールに縁がない。良いパスを受けてもボールをコントロールする前にスリップしてしまうなど、運がなかった。

 ニューカッスルにとっては2点差で前半を終えて後半に可能性をつなぎたいところだったが、自滅してしまう。前半アディショナルタイム、何を思ったのか、テイラーが空中戦の際にアグエロの後頭部を殴り、主審は迷いなく退場を命じた。2点を追うニューカッスルは、10人で前半を終える。

 こうなるとシティの勝利は疑いようのないものになった。50分にはヤヤ・トゥレがFKを直接決めて3-0。相手の気持ちをへし折る。

 勝敗の行方がほぼ決まり、試合はややペースダウン。71分にはコンパニが負傷交代となったが、それほど重傷だった印象はなく、大事をとってハビ・ガルシアと代わったという様子だ。

 アグエロとの交代で61分に入ったナスリは、75分にアピール成功。サバレタのパスから生まれたチャンスでゴールネットを揺らし、4点差とした。

 86分には途中出場のネグレドにもゴールが生まれたかと思われたが、オフサイドの判定に泣き、5点目は幻に。それでも、危なげなく試合終了を迎え、シティは勝ち点3でスタート。ファンの期待がより一層大きくなった開幕戦と言えそうだ。


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