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テリム、トルコ代表とガラタサライの監督を兼任

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W杯予選で低迷の代表を率いることに

 トルコサッカー連盟は22日、公式ウェブサイトで、ガラタサライのファティ・テリム監督(59)が、兼任でトルコ代表を率いることになったと発表した。契約は1年。2014年ワールドカップ(W杯)予選の残り試合で指揮を執ることとなる。

 トルコはW杯欧州予選グループDで、6試合を終えて勝ち点7の
位と低迷。プレーオフ圏内の2位ハンガリーに勝ち点4差を付けられており、成績不振を受けてアブドゥラー・アブジュ前監督が先日、「相互合意に基づいて」退任していた。

 新指揮官を探すトルコサッカー連盟が狙ったのは、かつて同国代表を2度率い、2008年のEUROでは準決勝まで導いたテリム監督だ。だが、同監督はガラタサライとの契約を残している。そこで連盟は、兼任という形で打診したようだ。

 テリム監督は連盟の公式ウェブサイトで、次のように話している。

「私への信頼を示し、ガラタサライで続けることを認めてくれた連盟に感謝したい。国を代表するという責任から逃げてはいけない。しかし、チームワークがなければ、何もできないんだ。全員が一緒になって、目標達成に向けて助けようとする必要がある。今回、そしてその後のW杯に出場できるチームをつくれるように願っている」

 トルコは9月6日にホームでアンドラと、10日に敵地でルーマニアと対戦する。

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