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酒井宏先発のハノーファーが勝利、内田欠場のシャルケは公式戦4戦勝ちなし

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[8.24 ブンデスリーガ第3節 ハノーファー2-1シャルケ]

 ブンデスリーガは24日、第3節2日目を行い、DF酒井宏樹の所属するハノーファーはホームでDF内田篤人の所属するシャルケと対戦し、2-1で勝利した。両チーム合わせて3人が退場する荒れた展開となったが、2戦ぶりの白星を手に入れた。酒井は右SBで3試合連続のフル出場を果たして勝利に貢献。内田は故障の影響で今季公式戦初の欠場となった。

 試合は両チーム合わせて3人が退場する波乱の展開となった。まずは前半14分、DFベネディクト・ヘーベデスがPA内でFWマメ・ビラム・ディウフを倒してしまい、ハノーファーがPKを獲得。このプレーでヘーベデスは一発退場となった。獲得したPKはMFサボルチ・フスティがゴール右へ冷静に決め、ハノーファーが先制に成功した。

 1点リードし、数的有利に立ったハノーファーは果敢に攻め込む。すると前半42分に追加点。フスティの右クロスからディウワがヘディングシュートを叩き込んだ。2-0と差を広げ、前半を折り返した。

 10人のシャルケは前半38分にMFゴレツカに代わって、DFサンタナをピッチへ送るが流れを変えることはできない。内田に加え、MFファルファンやFWクラース・ヤン・フンテラールを欠くチームはゴールを奪えないままに2失点して前半を終えた。

 それでも後半10分、シャルケが1点を返す。MFクリスティアン・クレメンスが右クロス。これをMFノイシュテッターが胸で落とすと、最後は抜け出したFWアダム・シャライが右足でシュートを決めた。1-2に詰め寄る。

 10人の相手に押し込まれるハノーファー。なんとか流れを変えたいところだったが、後半29分には退場者を出してしまう。浮き球を競り合ったフスティのスパイクの裏がGKヒルデブラントの顔面に当たったとして、フスティが一発退場。互いに退場者が出たため、10人対10人で試合は進む。

 しかし、その後はスコアは動かず。後半39分にはシャルケのDFフクスがこの日2枚目の警告を受けて退場。再びハノーファーが数的有利に立つも、流れは変わらない。2-1のまま試合は終了し、ハノーファーが2戦ぶりの勝利を手にした。一方のシャルケは公式戦4戦勝ちなし(2敗2分)と苦しい状況が続いている。


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