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10人相手に苦戦…酒井宏「気の緩みがあった」

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[8.24 ブンデスリーガ第3節 ハノーファー2-1シャルケ]

 ブンデスリーガは24日、第3節2日目を行い、DF酒井宏樹の所属するハノーファーはホームでDF内田篤人の所属するシャルケと対戦し、2-1で勝利した。両チーム合わせて3人が退場する荒れた展開。右SBで3試合連続のフル出場を果たした酒井は「こういう試合展開は普通はないから」と、疲労感を漂わせた。

 前半14分にシャルケのDFヘーベデスがPA内のファウルで一発退場となり、PKを献上。ハノーファーはMFサボルチ・フスティのPKで先制すると、数的優位を生かし、前半42分に追加点を挙げるなど前半を2点リードで折り返した。ところが、後半10分、10人の相手に1点を返されると、その後もシャルケの反撃を受け、同29分にはフスティも一発退場。数的同数となった。後半39分にシャルケDFフクスが2枚目の警告で退場し、最後は10人対9人で逃げ切ったが、もっと楽に勝たなければならない試合だった。

「すごくもったいない試合だったし、ああいう展開になっては絶対にいけない」。そう反省する酒井は「2-0になって後半に入るのがすごく怖かった。自分は後半、緊張して入ったけど、気の緩みはあったと思う」と指摘。「失点の前にもピンチがあったし、どうしても引いてしまって、テンポがすごく落ちた。それまではコンパクトで、プレッシャーも早かったし、つなげていたのに、後半は切り替えもすごく遅くなった。ビデオを見て修正しないといけない」と、勝利にも気を引き締めていた。


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