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初タイトル獲得も、バルサ指揮官「このスーパー杯は選手とティトのもの」

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[8.28 スペインスーパー杯第2戦 バルセロナ0-0A・マドリー]

 スペインスーパー杯の第2戦が28日に行われ、昨季リーグ王者のバルセロナはホームでコパ・デル・レイ覇者のアトレティコ・マドリーと対戦し、0-0で引き分けた。2試合合計1-1となり、アウェーゴールの差でバルセロナが今季初タイトルを獲得。バルセロナは2シーズンぶり11回目のスペインスーパー杯制覇で、ヘラルド・マルティーノ監督にとっても初タイトルとなった。

「このスーパー杯を獲得するという重圧から解放された。私は新監督だから、私にとって勝つことと勝たないことには、大きな違いがあった」と指揮官はタイトル獲得を喜んだ。

 しかし、勝利を喜ぶ一方で健康上の理由で監督を退任したティト・ビラノバ氏の後任として、今季からバルサ指揮官に就任したマルティーノ監督は「あらゆるいいことも悪いことも、全ては選手のものだから、自分が前面に出るのは好きではない。このスーパー杯はとりわけそうだ」とコメント。

「これは昨シーズンのおかげで、迎えることになった決勝だ。私は、ここに不運が起きたためにいるが、私達が今日、チャンピオンになったのは、選手達とティト、そしてコーチスタッフのおかげだ」と謙虚に話すなど、昨季の努力の結果もたらされたタイトルということを強調した。

「私達はもっとずっと上を目指しているし、この手の試合でも、よりそれを強調していきたい」と初のタイトル獲得にも慢心はない。「シーズンが開幕したばかりということを思えば、私達は悪くない。だが我々はもっとスピード、プレスを探し、スペースを攻めることを学ぶべきだ。特に試合の最初の20分間の動きをより持続させること」とさらにチームへ要求した。

 また今試合ではFWリオネル・メッシとFWネイマールが初めて揃って先発した。これについて指揮官は「二人ともいい試合を行なったが、あまり絡むことがなかったのも確かだ。だが、最終的には、お互いを見出すと確信している」と話している。


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