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M・ゴメス、マドリーから打診が届いていたが…

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ビオラ新FWは出場機会を優先

 この夏、バイエルン・ミュンヘンからフィオレンティーナに移籍したFWマリオ・ゴメスに、レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督も関心を抱いていたようだ。ドイツ代表FWがドイツ『キッカー』とのインタビューで明かしている。

 結局、移籍先はフィオレンティーナに決めたM・ゴメス。1日に行われたセリエA第2節のジェノア戦で2ゴールを挙げ、その得点力を見せ始めている。『キッカー』ではイタリアでのサッカーから受けた印象を語った。

「ビッグネームが少ないから、ちょっと過小評価されていると思う。(第1節では)カターニアと対戦したが、彼らのチームにはアルゼンチン出身の選手が8人いて、とにかくパスが回っていたね。フィオレンティーナのレベルにも満足しているけど、より低かったとしても、僕は問題だとは感じないよ。楽しいからね」

 高い得点力を誇る彼にとっては、フィオレンティーナ以上のビッグクラブへの移籍がふさわしかったのではないか、との質問に対してはM・ゴメスは次のように答えている。

「そういう考えも確かにあった。でも、僕はイタリアに行きたかったんだ。そして、フィオレンティーナと彼らのプランについて話した後、正しい(行き先だ)と思ったんだ。ヨーロッパリーグ出場がステップダウンだとしてもね。今は多くのゴールを決めて、2014-15シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を狙いたい」

 さらに、常にプレーすることを優先した上での選択だったことも改めて強調している。

「そのことははっきり思っていた。ビッグクラブで半分の試合に出場して多くのタイトルを獲るよりも、すべてを発揮したい。土曜日、水曜日、土曜日、いつもプレーしたいんだ」

 FWとして常に出場することは、大きいクラブでは不可能だとするM・ゴメス。バイエルンの他にマドリーの例を引き合いに出しつつ、同クラブから打診が届いていたことも明かした。

「アンチェロッティ監督が興味を持ってくれていた。僕の家族はみんなマドリーのファンなので、とても光栄だ。お礼を言ったが、代理人にはフィオレンティーナにしか行かないことを伝えた」

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