ブラジルW杯欧州予選が6日に行われ、F組首位のポルトガルは敵地で北アイルランドと対戦した。

　前半20分にDFブルーノ・アルベス(フェネルバフチェ)の得点で先制に成功したポルトガルだったが、同36分に同点弾を許す。さらに前半終了間際にFWエルデル・ポスティガ(バレンシア)が退場処分を受け、数的不利を強いられた。すると後半7分にFWジェイミー・ウォードにゴールネットを揺らされ、逆転を許した。

　しかし後半15分に北アイルランドが退場者を出し、数的不利が解消されると、FWクリスティアーノ・ロナウド(R・マドリー)がついに爆発する。まずは後半23分にCKを頭で合わせて同点に追いつくと、同32分にはDFファビオ・コエントラン(R・マドリー)からのアーリークロスを頭で合わせて逆転弾を決めた。

　もう止めることの出来ないエースは、後半38分にも代名詞とも言える弾丸FKを直接蹴り込み、ハットトリックを達成。後半35分に2人目の退場者を出した北アイルランドの自滅にも助けられ、ポルトガルが4-2で勝利し、首位をキープした。

(9月6日)
北アイルランド 2-4 ポルトガル
ロシア 4-1 ルクセンブルク

【順位表】
1.ポルトガル(17)+8
2.ロシア(15)+9
3.イスラエル(11)+7
4.北アイルランド(6)-5
5.アゼルバイジャン(4)-6
6.ルクセンブルク(3)-13

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