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ピケ:「バルサはパスサッカーの奴隷になっていた」

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マルティーノ新監督の到着を歓迎

 バルセロナDFジェラール・ピケは、今季から指揮を執るヘラルド・マルティーノ新監督の到着が、同クラブのスタイルに変化をもたらすきっかけになったと語っている。

 バルサは今夏、ティト・ビラノバ前監督が病気治療に専念するため退任することを受けて、その後任にアルゼンチン人指揮官のマルティーノ監督を招へいした。ペップ・グアルディオラ元監督、ビラノバ前監督とバルセロナ出身の指揮官が続いていたが、2008年まで指揮官を務めたフランク・ライカールト氏以来の外国人指揮官就任となっている。

 ピケは、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』に対して、過去数年でバルサの信奉するパスサッカーを追求しすぎたとの見解を示している。

「僕たちはバルサ出身の監督と数年間を共にしていた。前にペップが来て、その次はティトだった。自分たちのスタイルを確固たるものとしたけれど、度を越してチキ・タカ(スペイン語でパスサッカーを意味)の奴隷に少しなっていた」

 ピケは、マルティーノ監督の招へいで、バルサのスタイルに変化がもたらされていると認めている。

「そして今、外部からマルティーノがやって来た。彼もボールを保持するという同じビジョンを持っているけど、他の選択肢も出している。それは僕たちが変化をつけられるという意味で、すごくポジティブなことだよ」

「相手のプレッシャーが強ければ、ロングパスを2本入れることは悪いことじゃない。プレーを変える、という意味でね。サッカーは、毎年向上させて発展させていく必要がある。そうすれば、最終的に周囲の人々は認めてくれるようになるからね」
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