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ガーナ監督:「日本は非常に良いチーム」

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ザックジャパン、ガーナに逆転勝利

 10日に行われた国際親善試合で、日本代表はガーナ代表に3-1の勝利を収めた。ガーナ代表のジェームズ・アッピアー監督が試合後の会見で両チームの戦いぶりを振り返った。

 4日前のワールドカップ予選をベストメンバーで戦った後、主力を含む数人の選手がチームを離れたガーナ。アッピアー監督は戦力ダウンを認めながらも、そのことを敗戦の言い訳にしようとはしなかった。

「(6日の)ザンビア戦のあと何人かの選手が負傷したし、(マイケル・)エッシェンはその4日前に父親を亡くしたばかりだったので、彼には家族のもとへ行くことを認めた。その他の選手たちは金曜日にプレーした後、日本に来るまでに2日かかった。いずれにしても、良いチームには良いベンチが必要なものだ。前半を見れば我々は良い戦いをしていたが、後半には集中力が欠けていた選手もいた」

「チーム作りのためには、日本のようなトップチームと戦うことが必要だ。ガーナの選手たちのパフォーマンスには非常にポジティブな印象を持ったが、このレベルでは集中力を欠けば大きな痛手を受けてしまう。だがパフォーマンス的には良い試合だった」

 ガーナの指揮官は勝利を収めた日本代表を称賛しつつ、アフリカとアジアのサッカーの比較についてもコメントした。

「日本は非常に良いチームだと思うし、選手たち全員が非常に優れている。個々の選手について話すのはフェアではないと思うが、誰もが知っているとおり香川は非常に良い選手だ」

「アフリカとアジアのサッカーを比べるとすれば、アフリカの選手たちはスキルが高く、フィジカルが強いと思うが、アジアの選手たちにはスキルとスピードがある。だが良いチームは、スキルとフィジカルとスピードの3つの要素のすべてを備えていることが大事だと思う。私がチームに教えようとしているのはそういうことだ」
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