ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOが12日、イタリアメディアの取材に応じた。「カカがここにいることにとても満足している。彼の復帰でチームが活気づいたよ」と話した同CEOだが、移籍が実現しなかったMF本田圭佑(CSKAモスクワ)については、「移籍については1月まで話さない」と補強話を封印した。

　個人合意には達していたとみられる本田だが、ついに今夏の移籍は実現せず、半年残っているCSKAとの契約を全うすることになった。だが本田は10日のガーナ戦後に「自分にはチャレンジが必要だと考えている」と、あらためて1月の移籍を明言。フリーとなる本田に対してはイングランドプレミアリーグの複数クラブが獲得に乗り出すと伝えられるなど、早くも争奪戦になる可能性が伝えられている。本田自身も「冬にはたくさんのチョイスがある」と“今度こそ”の思いは強く、各クラブの動きに注目が集まっている。

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