「ロイ・キーンのように」

　マンチェスター・ユナイテッドMFマルアン・フェライニは、守備的MFが希望のポジションだとして、かつてユナイテッドで活躍したロイ・キーン氏のようになりたいと語った。

　エバートンから加入したフェライニについて、デイビッド・モイーズ監督は中盤の複数のポジションでの起用を示唆していたが、本人は最も望むポジションがボランチだと明言した。イギリス複数メディアがフェライニのコメントを伝えている。

「ロイ・キーンはアグレッシブな選手で、どんなボールでも奪い取ることができた。僕も同じようにやれるかもしれない。ボールを奪うこともクリアすることもできる。クリーンなプレーができると思う」

「どこでプレーするかは監督が決めることだけど、僕は守備的MFでプレーしたい。過去には(エリック・)カントナやキーンや(デイビッド・)ベッカムのような選手たちがいたけど、僕も彼らのようになるため必死に頑張るつもりだ」

　エバートンで契約破棄料として定められていた金額を上回る2750万ポンドという高額での移籍となったフェライニだが、移籍金のことは気にしていないと話している。

「金額は僕の問題じゃない。2500万ポンドでも、3000万ポンドでも、2000万ポンドでも、高いか安いかも関係ない。サッカーでは他人に嫌われたりする状況も常にあるが、気にしていない。このチームのために良いプレーがしたいだけだ」

「世界最大のクラブの一つであるユナイテッドに加入することができるのは僕にとって大きなチャンスだった。トロフィーを獲得したいと思っている。そのためにサッカーをプレーしている。マンチェスター・ユナイテッドでは、何かを勝ち取れる大きなチャンスがある」