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母国よりドイツでの人気が高いリベリ

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『フランス・フットボール』がアンケートの結果を発表

 バイエルン・ミュンヘンMFフランク・リベリは、母国のフランスよりもドイツで高い評価を受けているようだ。サッカー専門誌『フランス・フットボール』が両国で実施したアンケート結果を明らかにした。

 2007年の夏にマルセイユからバイエルンへ移籍したリベリは、ブンデスリーガで162試合に出場。リーグアン(80試合)の倍以上の出場を果たしている。9月上旬に行われたアンケートでは、同選手のイメージやサッカー選手としての評価などが調査された。

 リベリのイメージについて、フランス人回答者の29%、ドイツ人の64%が「ポジティブ」だと回答している。フランスのサッカーファンの間では43%に好意を持たれるリベリだが、ドイツではその比率は77%にまで上った。

 また、リベリを現在のフランス人ベストプレーヤーとして考えるフランス人はわずか25%。対するドイツでは63%が隣国の最優秀選手として評価している。サッカーファンに限定した場合、フランスでは37%、ドイツでは80%と、意見の違いがさらにはっきりと表れた。

 なお、アンケートでは同誌が創設したFIFAバロンドールについても質問されている。フランス人の24%、ドイツ人の55%は、リベリが受賞にふさわしいと答えた。サッカーファンの回答ではフランス人の33%、ドイツ人の70%が同選手はバロンドールに値すると見ている。

 リベリに対する同国人の評価が低めとなっているのは、やはり2010年南アフリカ・ワールドカップにおいて、他のフランス代表主力メンバーとともにトレーニングをボイコットしたことが大きく響いているようだ。今でもフランス人の69%がリベリのその行為を非難している。

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