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ヤヌザイ、ベルギー代表入りを断る

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まだ将来について決断を下せず

 マンチェスター・ユナイテッドMFアドナン・ヤヌザイは、まだ自らの代表キャリアについて決断を下していないようだ。ベルギー代表を率いるマルク・ヴィルモッツ監督が、招集したものの断られていたことを明らかにした。

 先日のプレミアリーグでチームを逆転勝利に導く2得点を挙げ、脚光を浴びたジャヌザイ。イングランド代表のロイ・ホジソン監督は、将来的な同選手の招集への関心をほのめかしており、ユナイテッドのデイビッド・モイーズ監督も、イングランドサッカー協会からのアプローチを明かしている。
 
 ベルギー生まれながら、複数の国の代表を選べると見られるジャヌザイの国際舞台でのキャリアには、注目が集まっているところだ。そんななか、今週からワールドカップ(W杯)予選に臨むヴィルモッツ監督は、ジャヌザイについて次のように語った。『ESPN』が伝えている。

「我々は彼を招集した。しかし、彼がユナイテッドに、代表に関して決断する準備ができていないと伝えたんだ。私は彼に明確なメッセージを送ったが、強制することはできない。彼は良いプレーをしている。私は彼を歓迎したいが、彼に選択権を与えた」

ベルギー代表はW杯欧州予選グループAで首位。本大会出場権獲得に迫っているところだ。11日にクロアチア代表と、15日の最終戦でウェールズ代表と対戦する。
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