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プランデッリ:「すぐにW杯ならトッティを招集」

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バロテッリ招集についても再度説明

 イタリア代表のチェーザレ・プランデッリ監督が、ローマFWフランチェスコ・トッティの代表復帰について言及した。同監督は、絶好調のトッティについて、ワールドカップ(W杯)が今月開催なら招集していたと話している。

 2006年のドイツW杯で世界を制し、イタリア代表を引退したトッティ。だが、37歳となった今もまったく衰えを見せず、今季のセリエAでも早くも3ゴール。セリエ通算230ゴールと、シルヴィオ・ピオラ氏が持つ通算274得点まであと44ゴールに迫るなど、活躍を続けている。

 常に代表復帰の可能性が議論されるトッティについて、プランデッリ監督は会見で次のように話している。イタリアメディアが伝えた。

「W杯が今始まるのなら、彼を招集しないわけにはいかなかっただろう。今のようなトッティであれば、考えさせられる。ファンタスティックだね。大会直前だったら、疑いは持たない。必ず招集していただろう」

「W杯の1か月前にすべてを検討する。W杯のような大会で優先されるのは、フィジカルだ。コンディションに十分な注意を払っていく」

 また、プランデッリ監督はFWマリオ・バロテッリを招集したことについても、再び説明している。これまで規律違反の選手を一時的に招集しない措置を取ってきたプランデッリ監督だが、リーグ戦で3試合の出場停止となったバロテッリを呼んだことについて、このように話した。

「彼を呼ぶと決めたのは、こういう件に関する我々の姿勢は一つだからだ。ロッカールームで目を見て、精神的にもしっかり準備できた状態でW杯を迎えるために、“協定”を結ぶということだよ。気持ちがもろくてはいけない」

「ミランは(処分への)異議を唱えないという決定を下した。私にとってこれはとても大きなことだ。2年前にローマが(パブロ・)オスバルドにしたのと同じだね。処分中の選手を招集することはない。バロテッリはすでに処分を消化した。罰に罰を加えることはしない」
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