「彼はブラジルにとっても重要な選手」

　バルセロナに所属するブラジル代表DFダニエウ・アウベスは、アトレティコ・マドリーFWジエゴ・コスタに代表選択に際して熟考することを勧めている。

　ブラジルとスペインの二重国籍を有するジエゴ・コスタは、今季のリーガエスパニョーラで8試合8得点と好調を維持していることで、スペイン代表に招集される可能性が盛んに取りざたされている。

　すでにスペイン代表でプレーする希望を口にしているとされるジエゴ・コスタだが、D・アウベスは同選手に再考をうながしている。スペイン『アス』が、ブラジル代表DFのコメントを伝えた。

「僕はジエゴ・コスタに頭を冷やして決断することをお願いしたい。なぜなら、彼はブラジルにとっても重要な選手だからね。何もない選手なら、リーガで得点ランク首位に立つことはできない」

「こういった決断は、個人的なものだから、ジエゴ・コスタの決断を尊重しなければいけない。ただ、一度決めたら後戻りはできない。だから、慎重に考えて欲しいんだ」

　D・アウベスは、アトレティコFWと直接会話を交わしていないとしつつ、自身の体験談をもとに慎重な決断を下すことを望んでいる。

「僕はジエゴ・コスタと話をしていない。何か影響を与えたくはないからね。何が一番良いのかを彼自身が知っていると思う。最終的にスペインでプレーすることを選べば、それをリスペクトしないといけない」

「僕もセビージャにいた2006年に同じような経験をしたけど、僕は自分の国の代表でプレーすることを決めたんだ」