現在はアヤックスでアシスタントコーチ

　現在アヤックスでアシスタントコーチを務める元オランダ代表FWのデニス・ベルカンプ氏は、現役時代に活躍したアーセナルに何らかの形で戻りたいとの意欲を口にしている。

　11年にわたってアーセナルで中心選手として活躍し、2006年に現役を引退したベルカンプ氏は、イギリス『テレグラフ』に古巣への思いを語った。

「ヨハン・クライフがバルセロナに向けて感じているのと同じ気持ちを、私もアーセナルに向けて感じている。アーセナルは自分にぴったりの場所で、悪い日は一日もなかった。いつも頭の中に残っている。どこかの段階で戻りたいという気持ちはある」

「具体的な先の計画は立てられない。少なくともあと3年か5年はここ(アヤックス)にいることになるが、それからは分からない。今後の指導者としての経歴のすべてをアヤックスで過ごすことになるとは思っていないし、監督になるとも考えていない」

　ベルカンプ氏はまた、かつてアーセナルでチームメートだった選手たちの多くが同クラブへの復帰を望んでいるとも語った。

「他の者たちと話をしたり、話を聞いたりした。彼らも戻ることを望んでいる。パトリック・ビエラやティエリ・アンリと話したが、いつかアーセナルに戻りたいと言っていた。トニー(・アダムス)も大きな選択肢だ」

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