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セルビアのミハイロビッチ監督「ザッケローニはサッカーの先生」

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 11日にセルビア北部のノビサドで日本代表と国際親善試合を行うセルビア代表が10日、記者会見を行い、シニシャ・ミハイロビッチ監督、MFデヤン・スタンコビッチ、DFブラニスラフ・イバノビッチ、DFアレクサンダル・コラロフの3選手が出席した。

 ラツィオに在籍していた現役時代の01-02シーズンにはアルベルト・ザッケローニ監督の下でプレーしていたミハイロビッチ監督。かつての師弟対決を前に「ザッケローニ監督は素晴らしい監督で、私の友人でもある。ラツィオで一緒にサッカーをすることができて非常に光栄に思っている」と語り、「ザッケローニは私にとってサッカーの先生でもある。ザッケローニ監督からいろいろなことを勉強した。明日、会うことができて本当にうれしく思っている」と、再会を心待ちにしていた。

 コンフェデレーションズ杯での日本対イタリア戦を見たという指揮官は「最初の60分間は非常に素晴らしかった。(日本が)勝つことはできなかったが、組織的なサッカーをしていた。明日の試合で勝つことは簡単ではない」と指摘した。

 試合会場が首都のベオグラードではなく、セルビア第2の都市であるノビサドになったことについては「理由はノビサドで負けたことがないから」と冗談めかして語り、「セルビアのさまざまな場所で試合をすることが大事だと思っている。そうすれば地方の人たちもサッカーを見ることができる。来週(15日のW杯欧州予選)のマケドニア戦はヤゴディナで行うことになっている」と説明した。

(取材・文 西山紘平)

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