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ローマ:「トッティは40歳を過ぎてもプレーできる」

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ガルシアにも賛辞を送るサバティーニSD

 ローマのワルテル・サバティーニSD(スポーツディレクター)が、FWフランチェスコ・トッティに賛辞を送っている。同SDは、トッティが40歳を過ぎてもなおプレーできると語った。

 9月に37歳になったトッティだが、いまだ衰えを見せておらず、9月にクラブとの契約を2016年まで延長している。新契約が終わるとき、トッティは40歳目前だ。サバティーニSDはイタリア『Rai』で次のように話した。『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。

「40歳を過ぎたら、彼には幹部としての契約が用意されている。だが、今のようなプレーを続けるのなら、3年後も彼は何度かPKを蹴ることができるんじゃないかな」

「フランチェスコはその激しい精神力を生かしており、新しい監督やチームメートたちともうまくやっている。それによって、見事に筋肉が活性化しているんだ。今の彼が試合や練習で見せる力は、2、3年前にはなかったものだと思う。彼にとって、新たな青春なんだ。あと2、3年はプレーしなければならない」

 ローマはクラブ史上初となる開幕7連勝と絶好調。セリエA首位という現状に、サバティーニSDは次のように述べている。

「何か物事をするときは、常にベストを考えながらやるものだよ。だが、これほどとは誰も想像しなかっただろう。我々はとても満足している。ただ、まだ満たされてはいないよ」

 ローマ躍進の大きな要因が、ルディ・ガルシア監督にあることは間違いないだろう。同監督を招へいしたことについて、サバティーニSDはこれまでの自身への批判に対するリベンジとは感じていないとコメント。次のように続けている。

「彼はローマにとってのプラスだと考えている。しっかり考えた末のチョイスだった。私はずっと前から彼のことを知っていたんだ。ルマンとパレルモの試合を観に行ったのも偶然ではない。それからずっと追ってきた。ルディは見事に溶け込んでくれたよ。まるでずっとここにいたかのようにね」

 早くもガルシア監督の契約延長に関する話題も上がっているが、サバティーニSDは「我々にそのストレスはない。春になったら検討しよう。今はその必要はない」と強調した。
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