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育成方針変わらずも…ベンゲル、さらなる大型補強も示唆

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「ワールドクラスの選手を獲得したい」

 アーセナルを率いるアーセン・ベンゲル監督が、若手を育成していくという方針に変更はないとしながらも、さらなる大型補強に意欲を見せている。

 若手育成重視の方針に力を入れてきたアーセナルだったが、夏季移籍市場ではクラブ史上最高額となる移籍金でMFメスト・エジルを獲得。また、FWゴンサロ・イグアインやFWルイス・スアレスの獲得を試みるなど、積極的な姿勢で大型補強に動いた。

 エジル獲得に費やした移籍金約4000万ポンドについて、ベンゲル監督はクラブ公式ウェブサイトで、以下のように言及している。

「あれだけのお金を使ったことについては、大きな責任がある。でも、それを心地良いと感じるよ。それだけのお金があったということだからね。以前はそれができなかった。使えるお金がなかったからだ。それはシンプルなことだよ」

「今の財政状態は非常に落ち着いている。優秀な選手たちがアーセナルでプレーすることを望むのを、私は誰よりも望んでいるんだ。もしお金を使わなければならないのであれば、私はそのお金を使っていくよ」

 だが、ベンゲル監督は毎年必ず大型補強をするのではなく、今後も育成を続けるとしている。ただその上で、大型補強も必要であれば敢行するとの姿勢を示した。

「ポリシーはまったく同じだ。私は常にベストプレーヤーを獲得したい。ワールドクラスの選手を、できる限り最良の値段でね。そして、60~80%の選手については、育成を続けていきたい。それがクラブの文化で、我々が望んでいるものだからね」

「(ジャック・)ウィルシャー、(アーロン・)ラムジー、(キーラン・)ギブスのような選手がクラブの文化でなければいけない。その上で、チームをより強くするために助けとなるワールドクラスの選手を獲得したいんだ。毎年1、2名のビッグネームを獲得するか? 必要ならばイエスだ。商業的な理由だけならノーだね」
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