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バロテッリ、報道陣の取材に応じず 「オレはゴールを決める」

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 ブラジルW杯欧州予選のアルメニア戦後(2-2)、イタリア代表FWマリオ・バロテッリは報道陣の取材に応じず、「あなたたちはオレのことを悪く言う。オレはゴールを決める」と話すにとどめ、ミックスゾーンを後にした。この日のバロテッリは途中出場すると、2-2に追いつく同点弾を決める活躍だった。

 アルメニア戦までの間、バロテッリは常に騒動の渦中にいた。セリエAで3試合の出場停止になりながらも、代表へ招集されるとデンマーク戦では体調不良から欠場。その後は反マフィア運動の手本になるべきと地元紙で報じられたバロテッリが自らのTwitterで否定的なコメントをすると、「反マフィアのレッテルを貼られることを嫌がっている」と現地で問題視された。さらにナポリ到着後はテレビカメラを叩き落とすなど、悪行は尽きなかった。しかし、これらの批判に対して自らのゴールで応えると、試合後には多くは語らなかった。

 イタリア代表のチェーザレ・プランデッリ監督はバロテッリについて「マリオが変わることはないだろう。だが、こうやって彼がほかと違うことは、サッカー面において、サプライズの瞬間をプレゼントしてくれることだ」と庇っている。

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