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アーセナルでの日々を語るFW宮市「日々、楽しみながらやっています」

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 中京大中京高校卒業後、すぐに欧州に渡ったFW宮市亮。フェイエノールト、ボルトン、ウィガンへの期限付き移籍を経て、20歳となった快速ウイングは、今季アーセナルでプレーしている。

 昨シーズンは、長期間にわたりケガに苦しめられた宮市は、クラブの公式HPで「振り返ってみると、あっという間に3年が過ぎた感じです。昨年はケガでほぼシーズンを棒に振ってしまい、自分自身にとっては非常に難しい時期でした。フラストレーションを抱えた時もありましたけど、焦ってもしょうがないので、とにかく怪我を治して、もっと強くなることだけに専念しましたね」と、渡欧後の3シーズンを振り返る。そして「日本の高校生からいきなりヨーロッパに飛び込ん時は、右も左も分からない状態で、本当に困った事もあったんですけど、今は言葉も生活も慣れてきましたし、その意味でも成長したと思っています」と、自信も見せた。

 今季、アーセン・ベンゲル監督の指導を受けている宮市は「監督が言われる一言一言を聞き逃さないようにしています。どうやったらもっと良くなるのか、もっと学べるのか。どんな時も常にそういう気持ちがあるので、本当に日々、楽しみながらやっています」と話す。さらに「今シーズンは少し出場機会をもらって、とても大きな素晴らしい経験になってます。チームの調子も凄くいいので、トレーニングの雰囲気もものすごく良いし、僕が得るものは凄く大きいので、非常に日々楽しみながらやってます」と、アーセナルでの日々が充実していることを強調した。

 好スタートを切ったアーセナルの中で、出場機会を得ることは容易ではない。それでも「この毎日のトレーニングで力をつけること。どんなに小さなことでも集中して行うこと。それがプレーするための正しいアプローチだと思っています」と話す宮市は、高い意欲を持って日々を過ごし、チャンスを待っている。

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