日本代表DF内田篤人の所属するシャルケとドルトムントが激突するルールダービーが26日にシャルケのホームで行われる。伝統ある一戦を前に、両チームの選手たちはそれぞれ勝利を誓っている。

　ドルトムントのヌリ・サヒンが「体力を回復させ、ダービーでの勝利に向けて集中する必要がある」と話せば、シャルケのベネディクト・ヘーベデスは「(欧州CLから)気持ちを切り替えて土曜日に集中するよ!」と強く意気込んだ。

　22日に行われた欧州CLでシャルケはホームでチェルシーに0-3の完敗。この敗戦から切り替えたいと選手たちは口を揃える。ティモ・ヒルデブランドが「チェルシー戦はもう過ぎたこと。みんな土曜日の試合を楽しみにしているよ。相手は強敵だしきっと素晴らしい戦いになるはず。もちろん難しい試合になるってことはみんな承知の上さ」と話す通りだ。

　一方のドルトムントは同じく22日の欧州CLでアーセナルに敵地で2-1で競り勝ち、価値ある勝ち点3を手に入れた。2年前の欧州CLで1-2で敗れた相手に屈辱を晴らす形となった。この勢いをダービーへつなげたい。サヒンは「26日の試合に向けて、アーセナル戦の勝利は励みになる」とコメントしている。

　なお、昨季のルールダービーはシャルケが2戦2勝(いずれも2-1)だったが、ドルトムントにとって今回同様にアーセナル戦後がルールダービーだった2年前は、敗戦から立ち直ったドルトムントが2-0でダービーを制している。2013-14シーズンのルールダービーはどうなるか。

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