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カシージャス:「マドリーに最後通告はしていない」

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去就に関して状況は変わらず

 レアル・マドリーは23日、チャンピオンズリーグ・グループB第3節でユヴェントスと対戦し、ホームで2-1と勝利を収めた。GKイケル・カシージャスは試合後、去就に関する発言について、クラブに最後通告したわけではないと話している。

 CLでは出場機会を得ているものの、リーガエスパニョーラではGKディエゴ・ロペスにポジションを譲っているカシージャス。先日、同選手は3か月以内に状況が変わらなければ、移籍を検討することをほのめかしている。

 だが、カシージャスはユヴェントス戦後、先日の発言はクラブへの最後通告ではないと述べた。スペイン『アス』が伝えている。

「僕の発言は誰かを攻撃するためのものではない。誰に対しても最後通告をしたいわけではないんだ。僕は、自分の名前がイケル・カシージャスであり、毎日メディアで報じられることに慣れなければいけない」

 一方、カシージャスは試合について、次のように振り返った。マドリーはFWクリスティアーノ・ロナウドの2得点で、DFジョルジョ・キエッリーニが退場したユヴェントスを下し、3連勝を飾っている。

「決勝トーナメント進出に向けて、とても大きく前進した。簡単じゃなかったけど、その一歩を踏み出したね。3試合で勝ち点9だ。トリノでの試合(次節)では、少なくとも負けないようにしなければいけない」

「キエッリーニの退場? 彼らにとっては痛かったね。さらに引かなければいけなくなったからだ。(ジャンルイジ・)ブッフォン? 彼とは素晴らしい友情があり、健全なライバル関係だ」

 本拠地サンチャゴ・ベルナベウの観客は、対戦相手のFWフェルナンド・ジョレンテやMFアンドレア・ピルロが途中交代する際に拍手でたたえた。彼らはかつて、元ユヴェントス主将のFWアレッサンドロ・デル・ピエーロにも拍手を送っている。

「ベルナベウは常に偉大な選手たちをたたえるんだ。素晴らしいスポーツマンシップのおかげでね。ジョレンテとピルロだけじゃない」

 マドリーは26日、バルセロナとのクラシコに臨む。カシージャスは次のように意気込みを示した。

「僕らは勝てば首位に立つ可能性もあり得る。勝つつもりで試合に臨むよ」


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