英紙が報じる

　イギリス『デイリー・スター』によると、レアル・マドリーが、リバプールのウルグアイ代表FWルイス・スアレスの獲得に向け、フランス代表FWカリム・ベンゼマとのトレードを計画しているとのことだ。

　マドリーは今シーズン、ナポリに放出したアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインの後釜を獲得しなかったうえ、ベンゼマが開幕から不振に見舞われているため、センターフォワードに不安を抱えている。

　そして、この問題をいち早く解決したいマドリーが考え付いたのが、以前から関心を寄せているL・スアレスの冬の移籍市場での獲得だという。今シーズン、リヴァプールはヨーロッパの大会に出ていないため、L・スアレスは移籍先でチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグに出場できる。それゆえ、マドリードとっては打ってつけの補強となり、L・スアレスにとっても願ってもない移籍となる。

　とはいえ、昨シーズンから続く出場停止が明けるや否や4試合で6ゴールを挙げているL・スアレスの市場価値は非常に高いため、マドリーはベンゼマのトレードを盛り込むことで移籍金を抑える構えだという。それゆえ、マドリーがまず手をつけなければならないのは、このオフシーズンも移籍を拒否した経緯があるベンゼマを翻意させる作業になるようだ。

---

▼関連リンク
プレミアリーグ2013-14特集ページ
リーガ・エスパニョーラ2013-14特集