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ミランサポが不振に激怒 「補強しなかった結果がこれだ!」

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チームはバルセロナ戦に向けて3日から“合宿”

 ミランは2日、セリエA第11節でフィオレンティーナと対戦し、ホームで0-2と敗れた。不振が続く現状に、サポーターは怒りをあらわにしている。マッシミリアーノ・アッレグリ監督は試合後、ミッドウィークのチャンピオンズリーグ(CL)・バルセロナ戦に向けて、“合宿”に入ると明かした。

 前後半に1点ずつを許し、ホーム初の無得点でフィオレンティーナに敗れたミラン。11試合で5敗目、3試合白星なしで11位からさらに順位を落とす危機に直面するなど、深刻な不振にあえいでいている。

 ミランウルトラスはこの日、「2013年8月28日、ディフェンスと中盤を強化すべきだった。それ以外にあんたたちが考えるべきことはなかった」「あんたたちの返答は『サポーターが補強をするのではない!』。誰の目にも明白だったんだ。そしてこれがその結果だ!」と2つの横断幕を掲げた。クラブの補強に対する不満を表した形だ。

 さらに、サポーターたちは終盤、「ミランはオレたちだけ」と歌い、タイムアップのホイッスルが鳴ると、激しいブーイングを浴びせるなど、チームに対しても怒りをぶつけている。

 フィオレンティーナの2点目が決まったのを見て、試合途中にスタンドを後にしたミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOは、試合後にアッレグリ監督やチームと話し合い。アッレグリ監督は試合後、イタリア『スカイ・スポーツ』で、3日からすぐにバルセロナ戦に向けて合宿所での宿泊を開始すると明らかにした。

「非常に難しい時期だ。私が就任してから最悪の時期だよ。抜け出すための解決策を見つけなければいけない。一緒にいるのは良いことだろう。クラブと監督、チームで決めたことだ。バルセロナ戦に向けて最善の準備をし、続くキエーボ戦へ精神的に良い状態で臨まなければならない」

「今夜のラスト30分はひどかった。我々は精神的に回復しなければいけない。仕事をし、改善し、何かを変えなければいけないんだ。キエーボ戦は非常に重要な試合となる」

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