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モウリーニョ、「話好き」のルカクに苦言

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エバートンでの活躍に称賛も

 チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、エバートンへレンタル中のFWロメル・ルカクのメディアに対する姿勢に苦言を呈している。

 ルカクはイギリス『BBC』によるインタビューの中で、エバートンが来季チャンピオンズリーグの出場権を獲得すればエバートンに残留する可能性を示唆するとともに、モウリーニョ監督とは2か月間話をしていないと明らかにした。

 29日の会見でルカクのインタビューについて質問を受けたモウリーニョ監督は、次のようにコメントしている。

「ロメルはおしゃべり好きな若者だ。だが彼が言っていない唯一のことは、彼がなぜレンタルでエバートンへ行ったかだ。そのことだけは彼は決して言わない。私が彼と最後に連絡を取ったのは、まさにそのことを伝えるためだった」

「今ここ(チェルシー)にいない理由を、なぜまったく言わないんだ? 話をすることが好きなら、彼はその話をするべきだ。なぜ彼がチェルシーではなくエバートンにいるのか、それは言うべきことだ」

 モウリーニョ監督は一方で、エバートンでのルカクの好調なプレーを喜ぶ様子も見せた。

「(エバートンでプレーするのは)彼の成長のためにも良いことだし、チェルシーのためにも良いことだ。彼が我々の直接のライバルチームからゴールを奪ってくれて、(契約によりチェルシー戦には出場できないため)我々からはゴールを奪わないことをうれしく思っている」

「このチームでプレーしていないとしても、他のチームからゴールを奪ってくれる選手がいるのは素晴らしいことだ。非常に、非常に良いことだよ」

 ストライカー不足が指摘されながらも、1月の移籍市場での補強を否定しているモウリーニョ監督だが、ルカクを呼び戻すことも考えてはいないと見られている。

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