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“ダブルエース”不在のバルサをペドロが救う、ハット含む5ゴール演出

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[12.22 リーガ・エスパニョーラ第17節 ヘタフェ2-5バルセロナ]

 リーガ・エスパニョーラは22日、第17節を行い、首位バルセロナは敵地でヘタフェと対戦し、5-2で逆転勝ちした。前半14分までに2点を失ったが、FWペドロ・ロドリゲスのハットトリックなどで5点を奪い、大逆転。2連勝で勝ち点3を積み上げ、アトレティコ・マドリーと同勝ち点で首位を守っている。

 前半10分に先制を許したバルセロナは同14分にもCKから失点。負傷離脱中のFWリオネル・メッシに加え、FWネイマールも出場停止で欠く中、立ち上がり早々に2点のビハインドを負ったが、“ダブルエース”不在のチームをペドロが救った。

 まずは前半34分、MFセスク・ファブレガスのスルーパスに抜け出したペドロがループ気味に右足でミドルシュート。GKの手を弾いてゴールネットを揺らすと、同41分にはMFアンドレス・イニエスタのスルーパスを再びペドロが受け、左サイドから中に切れ込み、右足で同点ゴールを奪った。

 前半43分には左サイドを抜け出したDFジョルディ・アルバがマイナスに折り返し、DFに当たったこぼれ球をペドロが左足で流し込む。わずか10分間でハットトリックを達成し、3-2と逆転に成功した。

 後半立ち上がりもヘタフェにチャンスをつくられたバルセロナだが、ここをしのぐと、後半23分、ペドロの右クロスをセスクが頭で叩き込み、4-2。同27分にはペドロが獲得したPKをセスクが沈め、5-2と試合を決定づけた。今季2度目のハットトリックを達成したペドロはこれで早くも今季通算10得点。メッシ、FWアレクシス・サンチェスの8ゴールを抜き、チーム内得点王となった。


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