監督の母国とテストマッチ

　ポルトガルサッカー連盟(FPF)は、ブラジル・ワールドカップ(W杯)直前の2014年5月31日にギリシャ代表との親善試合を行うことを24日発表した。

　ギリシャはW杯グループステージで日本代表と同じグループCに入っており、第2戦で対戦する予定となっている。大会直前の調整相手の一つとして、フェルナンド・サントス監督の母国ポルトガルと対戦することになった。

　試合はポルトガル国内での開催となり、ギリシャがポルトガルを下して優勝したEURO2004決勝の再現ともなる。F・サントス監督は対戦決定に際し、FPF公式サイトで次のようにコメントしている。

「非常に強い相手であり、チームにとって重要なテストになる。W杯に向けた準備がどの段階にあるかを見極めることができるだろう。ポルトガルとの試合は、ブラジルで向き合うことになるものと同じレベルの挑戦だ」

　ギリシャはW杯グループステージで日本のほかコロンビア、コートジボワールと対戦。ポルトガルはドイツ、ガーナ、アメリカとともにグループGに入っている。