[1.8 コパ・デル・レイ5回戦第1戦 バルセロナ4-0ヘタフェ]

　コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)は8日、5回戦第1戦を行い、バルセロナはホームでヘタフェに4-0で快勝し、準々決勝進出に大きく前進した。故障明けのFWリオネル・メッシも後半19分から途中出場。終盤に2ゴールを記録し、復帰戦を飾った。第2戦は16日にヘタフェのホームで行われる。

　バルセロナは前半8分、FWペドロ・ロドリゲスの左クロスにMFセスク・ファブレガスが頭で合わせ、先制点。その後はなかなか追加点が奪えず、1点リードのまま後半に折り返したが、後半18分、ペドロが獲得したPKをセスクが決め、2-0と突き放した。

　そして後半19分、MFアンドレス・イニエスタに代わってメッシがピッチへ。左足の大腿二頭筋を痛めて前半22分に途中交代した昨年11月10日のベティス戦(4-1)以来、約2か月ぶりの復帰戦。すると試合終了間際の後半44分、MFセルヒオ・ブスケツの浮き球のパスに反応したDFマルティン・モントーヤがPA内へ飛び出し、トラップから落としたボールをメッシが左足で流し込んだ。

　3-0とリードを広げる追加点が、メッシにとっては昨年11月6日の欧州CLミラン戦(3-1)以来となる公式戦でのゴール。さらに後半アディショナルタイムにも右サイドからドリブルで自ら切れ込み、そのまま左足で豪快にゴールネットを揺らした。復帰戦でさっそくの2ゴール。エースの復活とともにバルセロナが4-0で快勝した。

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