チェルシーは25日、ガーナ代表MFマイケル・エッシェンが日本代表MF本田圭佑の所属するミランに加入すると発表した。すでにミラノ入りしており、メディカルチェック後に正式契約を結ぶ。

　エッシェンは1982年12月3日生まれの31歳。フランスリーグのリヨンなどで活躍後、05年にチェルシーに移籍。ガーナ代表としても中心選手として活躍する同選手は06年ドイツW杯の16強進出に大きく貢献した。昨シーズンはR・マドリーにレンタル移籍。今季はジョゼ・モウリーニョ監督とともにチェルシーに復帰したが、ここまでリーグ戦5試合の出場に終わるなど不完全燃焼が続いていた。

　ミランも公式ツイッターではエッシェンがミラノ入りしたことを明かしている。フリーでの獲得となり、ミランとは2015年6月までの契約が結ばれる見込みとなっている。『ミランチャンネル』にコメントした同選手は「ミランのためにベストを尽くす。すぐに準備したい」と気合を込めている。

　UEFAチェンピオンズリーグ(CL)の決勝Tを戦うミランにとっては大きな補強となる。チェルシーもCLを戦っているが、エッシェンはグループリーグの登録から漏れており、ミランでCLを戦うことが可能となっている。さらにミランはMFサリー・ムンタリが1試合、MFリッカルド・モントリーボの2試合の出場停止が確定しており、これ以上ない補強となった。

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