[2.5 コパ・デル・レイ準決勝第1戦 R・マドリー3-0A・マドリー]

　コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)は5日、準決勝第1戦を行い、レアル・マドリーはホームでアトレティコ・マドリーと対戦し、3-0で先勝した。第2戦はアトレティコのホームで11日に行われる。

　試合後、R・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は「私は試合にこれ以上ないほど満足している。すべてがファンタスティックだった。望みとしては今夜のような試合を常にチームに求めたい。良いプレーをした上で勝った試合。我々のチームはこういったプレーができるということを証明した。我々としてはこういった試合が継続してできるようにしなければ。今からはすべての試合が大事なのだから」と勝利を喜んだ。

　チームは3得点を奪いながらも気を抜くことなく、完封勝利を成し遂げた。敵地での第2戦を残しているとはいえ、決勝進出へ大きく前進した形となった。しかしながら指揮官は慎重な姿勢を崩さず。「結果は非常に良いもので試合内容もそうだが、我々は十分に注意しなければならない。第2戦も同じようにしなければならないが簡単には行かないだろう。なぜならアトレティは逆転を狙いに来るのだから。我々としては今夜のように良い準備をしなければならない」と気を引き締めた。

　また、会見で3試合の出場停止処分を受けたFWクリスティアーノ・ロナウドについて聞かれると、「それについては誰も納得してない。3試合の出場停止は普通じゃない。だからこそ我々は再考の申し立てをした。出場停止になるのは理解できるが、実際にやったことを考慮すれば3試合出場できないというのは普通じゃない」と異議を唱えた。

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