現在のコンディションに満足

　バルセロナFWリオネル・メッシは、負傷から復帰後の現在の状態について満足しているとしながらも、今後さらに調子を上げて、シーズン終盤やワールドカップ(W杯)にピークを持っていきたいと考えているようだ。

　昨年11月以来負傷のため約2か月の離脱を強いられたメッシは、1月8日にコパ・デル・レイの試合で復帰。だが復帰後のリーグ戦では4試合でPKの1得点のみと、まだ本調子ではないとの見方もある。

　だがメッシ自身は、現在のコンディションに不安はないと主張している。イギリス『BBC』のインタビューで次のように述べた。

「今はすごく良い状態だよ。エネルギー一杯で、大きな希望を持っている。久しぶりにまたプレーできるようになったからね」

「今の自分の調子には満足しているし、少しずつだけど確実にこれから元の場所に戻っていくだろう。あとは1年の中で適切なタイミングにピークを持っていけるように願いたい」

　シーズン終盤に調子を上げてバルセロナのタイトル獲得に貢献するとともに、シーズン終了後にはブラジルW杯でアルゼンチン代表を優勝に向けてけん引したいというのがメッシの願いだろう。

「僕だけでなく、バルセロナとアルゼンチン代表にとっても素晴らしい年になってほしいね。W杯はアルゼンチンにとって良い時期だと思う。良い状態でブラジルに行けると思うし、チャンスも十分にある」

「ブラジルでの開催ということの意味をすべて考えれば、ほかのW杯よりも圧倒的に特別な大会になる。僕らのサポーターも大勢来てくれるだろうし、彼らの支えを受けて何か特別なことを成し遂げられるはずだ」

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