シャルケは12日、MFデニス・アオゴと完全移籍での契約を結んだと発表した。アオゴはハンブルガーSVから今季限りでのレンタル移籍で加入していたが、来シーズン以降もシャルケの一員としてプレーすることが決まった。契約期間は2017年6月30日までとなっている。

　クラブによるとアオゴは「最初から大きな信頼を感じていたんだ。クラブ全体からね。だから、契約という形でシャルケが次の方向性を示してくれたことを嬉しく思うし、感謝している。それが、怪我から復帰するために努力するモチベーションにも繋がる」とコメントしている。

　今季開幕直前の2013年8月にHSVからシャルケへ移籍したアオゴは、リーグ戦15試合、欧州CLでは4試合に出場。しかし昨年11月に十字靭帯を損傷し、離脱している。クラブのヘルトSDは「この怪我を負うまで、デニスの働きには十二分に満足していた。彼のプレーの多様性はチームを救っていたし、故障により薄くなった選手層でもシーズン前半を乗り切ることができた」と完全移籍に至った理由を説明した。

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